- 【 ページ目次 】
- 読者と作者が交流する読書会#01
- 読書会の詳細
- 読書会レポート
- 2018GWの他イベント
●読者と作者が交流する読書会「孤独な世界の歩き方 〜ゲイの心理カウンセラーの僕があなたに伝えたい7つのこと〜」 #01(満員御礼にて終了しました)
・日付:2018年5月2日(水)
・時間:19:30〜21:30( OPEN 19:00 )
・場所:TOKYO PRODUCERS HOUSE(プロハ)
・住所:〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-11 弦本ビル 2F
・最寄:神保町駅
・方法:会場への直接来場(近郊の方)&Zoomでの動画通話(遠方の方)
・会費:1,000円(会場代、税込)
・定員:先着30名(※早期のご予約満了が予想されます。お早目にご連絡くださいませ。)
・申込:サイト下記の読書会専用フォームよりお申込みください。
・ご持参頂くもの:筆記用具など
・その他:セクシャリティフリーです。ただし、セクシュアル・マイノリティを含むあらゆる人への差別的な言動等、不適切な行為があった場合は、途中退場をお願いします。
・開催:協同開催 株式会社イースト・プレス & カウンセリングルームP・M・R
●読者と作者が交流する読書会 詳細
イースト・プレス社より「孤独な世界の歩き方 〜ゲイの心理カウンセラーの僕があなたに伝えたい7つのこと〜」を出版して、もうすぐ1年が経ちます。
多くの方に本を手にとって頂けたこと、心から嬉しいです。
読んでくださった読者の皆さま、本当に、ありがとうございます。
本を読んでの感想や励ましのメッセージ、本の中から見つけ出してくださった気づき、読んでくださった読者の皆さまからのお便りは、有難く読ませて頂いています。
本に書かせて頂いたことが、自分らしい人生を模索する方々のお役に立つのなら、著者として本当に有難く、光栄です。
本では、私自身のセルフヒストリーを参考例として、7つのテーマの投げかけをしています。
1 ・「普通」をやめよう
2 ・「確かな自分」をつくろう
3 ・ ゲイから眺める「みんな」の姿
4 ・ 愛情を交換する
5 ・ 人生の終わりから描く
6 ・ 仕事の意味を変える
7 ・ 孤立社会を生きる
本の感想やお便りの中では、本でお伝えしている内容や、それぞれのテーマの観点についてのご質問が多くありました。
マイノリティの方々からのご質問も多かったですが、ストレート(異性愛)の方々からのご質問や気付きの声も多くありました。
そこで、出版元のイースト・プレスと共催で、読者と著者が交流する読書会を開催します。
読書会では、著者としての思いも少しだけお伝えさせて頂きながら、読者の方々からのご質問を頂いたり、心に残った文章のご紹介など、集まってくださった皆さんとの交流をメインにしてゆきたいと思います。
著者としては、本の内容について色んなご質問を頂けることは嬉しいですし、セクシュアル・マイノリティとストレートの壁を超えて、現代社会を生きる1人の人としての感想を頂けることも嬉しいです。
この機会に多くの方と交流ができるのを嬉しく思いながら、皆さんにお会いできるのを、心からお待ちしています。
2018.3.28 村上裕
●2018年GWイベントレポート01
【 読者と作者が交流する読書会 「孤独な世界の歩き方~ゲイの心理カウンセラーの僕があなたに伝えたい7つのこと~」 】
( レポーター:金丸裕美子 )
イースト・プレス社より、「孤独な世界の歩き方~ゲイの心理カウンセラーの僕があなたに伝えたい7つのこと~」が出版され、もうすぐ1年―。
本の作者である村上裕さんと、読者の方が交流するというかけがえのないひとときの時間が実現しました(^^
また、この本の編集者さん(イースト・プレス社)の髙部さんより、制作秘話についてもお話し頂き、とってもレアで濃密な読書会となりました。
今回は参加できなかった~( ;∀;)という皆さんもご安心ください!
ここからは、イベントのレポートを詳しくお伝えしていきます!
5月2日、水曜日。
開催されたのは、本の街、東京神保町―。
素敵な喫茶店もたくさんある街ですね(^^
その神保町 竹橋エリアにある、まるで秘密基地のようなレンタルスペース、「TOKYO PRODUCERS HOUSE(プロハ)」さんで、読書会は開かれました~!
記念すべき第1回は、オンライン参加の方(1名)を含め、16名の方にご参加頂きました(^^
夕方より降り始めた雨の中、ご参加くださった皆さん、ありがとうございました(^^
「この会に参加して、どんな気持ちになるのだろう?」
「どんな人に出会えるのかな?」
「自分のこんな気持ちを、分かち合えたらいいな」
「こんなことを村上さんに聞いてみたいな」
そんなわくわくした気持ち、ちょっとどきどきした気持ちー。
たくさんの気持ちが会場いっぱいに溢れる中、読書会はスタートしました(^^
この本の担当者さんである髙部さんと、作者である村上さんとの出会い、そして本の制作に至るまでの道のりについてお話し頂きました。
「この日本社会におけるマイノリティってなんなのか?
「この時代に求められている本ってどんなものなんだろう?
そんな髙部さんご自身の思いやお気持ちが、この本の制作につながったのかなあ、と私自身は感じ、改めて読者のひとりとして、この本が世に送り出され、手にできたことに感謝したいな、と思いました。ありがとうございます(^^
そして、作者である村上裕さんの、読者の方への思いー。
「この本が、お友達づくりのきっかけになったらいい」
友達の作り方が分からなかった。
そんな村上裕さんが、昔、お友達をつくるきっかけにしたのは、本の感想について誰かとお話する、という方法だったそう。
この本には書かれていないセルフヒストリーから、読者の方への思いや願いを伝えてくださいました。
私自身、「そうだな。自分が仲良くなりたいと思った人に、この本をプレゼントしたいな。そしたらそこからまた、何かはじまるのかもしれないな」と、そんなふうに思いました(^^
そして、この読書会の醍醐味―。
作者さんと読者の皆さんとの交流のひとときです!
はじめは、作者さんも読者さんも、少し緊張の面持ちでしたが、
少しずつ少しずつ、心の交流がはじまっていきました(^^
「このページのこの部分から、こんなことを思ったんだけど」
「ここに書かれていることって、どんなふうに考えたらいいの?
「(日常で)こんなことがあったんだけど、どう考えたらいいのか悩んでいる」
「人生の終わりから描くってどういうことなのだろう?」
「幸せって一体なんなのだろう?」
そんな読者さんの思いやお気持ち、あるいは人生の問いまで、おひとりおひとりにこたえていく作者さん。
そんな双方のやりとりにこそ、この読書会の醍醐味を感じました(^^
会場の皆さんは、それぞれおひとりおひとりのお話しを真剣な眼差しで聞かれ、
うなずいたり、微笑んだり、少し考え込んだり、拍手したり、真剣に言葉をノートに書き留めたり、、、。
ひとりで本を読むだけでは分からなかったこと。起こらなかった気持ち。
誰かと話してみたいと思ったことを誰かと話すことで、分かち合えること。
私自身は、そんなわくわくした、期待や希望にも似た気持ちを感じとりました。
読者さん同士で、本の感想を話し合ってもらう時間には、
「時間が足りない!もっと話したいのに!」という声が聞こえてきそうなほどの盛り上がりでした(^^
皆さん、実はすごく溢れる思いをもって、参加して頂いていたのですね!!
終盤は、
「来てくれた皆さんおひとりおひとりと、もっとお話しがしたいんだ!!」
という、作者村上裕さんの、止まらない熱い気持ちと言葉が会場いっぱいに広がり、
読者の皆さんおひとりひとりが、こたえてくださりました(^^
終盤に近づくにつれて、私自身、「あーもう終わってしまう。このひとときが。」と思うと、胸にこみあげる、何とも言えない切ない気持ちを感じました。
「もっと話したかったな。お話を聞きたかったな」
そんな思いにつつまれながら、目をうるうるさせながら、皆さんのお話しを聞いていました。
オンライン参加の方と、ご来場くださった皆さんとの交流もあり、遠く離れていても、このようにつながれるということ、改めて現代の恩恵も感じたのでした(^^
温かく、居心地の良い空気が会場全体に流れはじめた頃、
そしてきっと皆さんの中に、「いよいよ本番だ!!語りたいことはこれからだ!!」という思いが芽生え始めた頃、すでに時計は夜の22時30分をさしていました。
(延長の調整をしてくださった髙部さん、プロハのスタッフさん、本当にありがとうございました)名残惜しさを残しながら、読書会は終了しました。
参加頂いた方からは、
「聞きたいことがたくさんありすぎて、どうきりだして話したらいいか分からなかった」
「こういう場所にきたら信頼できる人に出会えると思った」
などのご意見や感想を頂きました。
言葉を伝えてくださった皆さん、本当にありがとうございました!
この読書会が、また開催され、今回参加できなかった方とも、いつかお会いし、お話し下さる日が来るのを楽しみにしています。
以上、イベントレポートでした(^^
●2018GWの他イベント
4/29(日)
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LGBTQI当事者に必ず役立つ1Day心理学講座 2018
4/30(祝・月)昼
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「マイプロアワード2017全国優秀賞の生徒と教師が伝える、キャリア教育とLGBTQI&ダイバーシティ」トークイベント
4/30(祝・月)夜
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カミングアウトをしたいLGBTQI当事者と、カミングアウトを受けた家族・友人のための、心の勉強会
5/3(祝・木)
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7つの習慣(R)実践会 2018特別回
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