組織理念

 
1:マイノリティの自殺を減らします

LGBT の自殺リスクは、ストレートの方々の自殺リスクより 2 倍以上高いという統計調査が出ています。特に相談者が限定されやすい 10 代の方々の自殺リスクを軽減することは、とても重要なこと。10 代のマイノリティの自殺リスクを減らしてゆく活動を行います。
 
 
2:マイノリティへ心理カウンセリングを普及します
 
日々のことに悩んだり、将来のことを考えたり、達成したい目標があるとき、心理カウンセリング、そしてメンタルトレーニングは、大きな効果を発揮します。時に、生きることを諦めそうなとき、「カウンセリングを使う」という選択肢があることで、今までに無い選択肢を得ることができます。そのために、様々なことを考えることの多いマイノリティの方々へ、講座や講演会、研修などを通じ、心理カウンセリング・メンタルトレーニングを普及します。
 
 
3:マイノリティへの差別や偏見をほどく活動を行います
 
差別や偏見がなぜ起こるかを、心理学は明らかにしています。差別や偏見をときほどいてゆく行いのひとつとして「 当事者としてありのままの姿を社会にあらわす 」活動を、メディア活動やボランティア活動を通じて行います。
 
 
4:マイノリティの高齢者への支援を行います
 
かつて、LGBTQI当事者が結婚しなければ社会で生きてゆけない時代がありました。以降、既婚者のLGBTQIは社会に存在し続けています。既婚のLGBTQI高齢者や、既婚のLGBTQI当事者の心理支援を行います。例えば、長年連れ添った異性のパートナーとの死別後、余生をLGBTQI当事者として生きたいと願うLGBTQI高齢者等が充実した人生を送れるような活動を行います。
 
 
5:マイノリティの周辺家族への支援を行います
 
LGBTQI当事者からカミングアウトを受けたご家族も、その瞬間からマイノリティになります。
支援が行き届かないことが多い、LGBTQI当事者の周辺家族へ、コミュニティづくりやカミングアウトサポート等を初めとした支援を行います。
 
 
 

団体紹介

 
カウンセリングルームP・M・Rは、2007年に設立されました。
LGBT当事者と周辺家族へ向けの心理支援を目的に、日本において初めて設立されたカウンセリング事業体です。
 
LGBTQI当事者やAllyの心理カウンセラーによる、心理カウンセリングサービスの提供、
 
企業や法人に対して、LGBTのメンタルヘルス企業研修、
 
学校や教育現場への、LGBT勉強会や講演会
 
LGBTビジネスに参画されたい方へのコンサルティング、
 
メディアへの出演や、雑誌・WEB媒体への執筆、
 
LGBT当事者に心理カウンセラーが同伴するカミングアウト支援
 
カミングアウトを受けたLGBTの家族をサポートするコミュニティづくり、
 
心理カウンセリングサービス提供者を目指す方への育成事業、
 
LGBTの心の健康を促進するためのイベント事業、
 
など、「心の健康」を課題として、様々な活動や事業を行っています。 
 
「マイノリティへの施策は、マジョリティにとっても有効である」
という、アメリカのGMHCの教えをポリシーに、誰もが住みやすい社会を目指しています。
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