質問してみる



さて、様々な情報を駆使して、心理カウンセラーを見つけることができたとしましょう。

ところが、「心理カウンセリングができますよ」と宣伝をしつつ、「じゃあ、心理カウンセリングってなんですか?」と質問されると「それは…」と言葉に詰まって答えることのできない心理カウンセラーが、実はいます。

こんなふうに、きちんと明確な答えが返せないとしたら、その心理カウンセラーは、あなたとの心理カウンセリングを上手に進めていくことはできないでしょう。

なぜなら、自分がどんな事をするのか、どんな事が出来るのかを明確に答えられないのなら、その心理カウンセラーは自分がすることをボンヤリとしか認識できていないということだからです。

心理カウンセリングは、心を扱う技術です。

どんな技術にも共通することですが、その技術を上手に使えるひとは、自分が使うものについてきちんと理解しています。
そして、技術というものは、扱う人間のこころひとつで、良い効果も悪い効果も生みます。

そこで良い心理カウンセラーを見分ける方法の1つめとしては、まずはこの「心理カウンセリングってなに?」という質問を心理カウンセラーに投げかけること。
心理カウンセリングをきちんと理解している心理カウンセラーなら、はっきりとお答えすることができるでしょう。

しかし、心理カウンセラーからきちんと明確な答えが返ってきたとしても、あなたがその答えから強い不快感を感じた場合、もしかしたら心理カウンセリングは上手に進まないかもしれないかもしれません。

なぜかというとそれが、メンタルケアで重要視される“ 相性 ”というものの一端だからです。
( すべてではないですよ。)

では、“ 相性 ”というものについて考えてみましょう。