マインドマップ ~ 心の樹形図 ~

心理療法

2011年現在も世界で活躍されておられるトニー・ブザン氏(1942年~)が考案しました。
興味深いのが、彼は心理療法の専門家ではなく、学術ジャーナリストだということ。
もちろん心理学も学んだ方で、アメリカ文学、数学なども学び教育者としての一面もあります。

このマインドマップの良いところは、何といっても、絡みあった思考・出来事を直感的に理解していけるということです。

悩み事というのは、複数の出来事が同時に発生したり、多重的に発生したりすると、とたんに絡まり合って大きなひとつの塊になることがあります。
ひとつひとつは難しくない出来事なのに、大きな塊になってしまうと複雑難解な出来事になってしまう。
そうなると、解決できない思考のループに陥り、同じ迷路をずっと迷い続けてしまうような感覚に、とらわれてしまうのです。

マインドマップは、クライアントを取り巻く出来事を、ひとつひとつ明確にしていきます。
どの出来事がどの出来事と結びついていたのか、あるいは、関連づいていそうに見えて実は結びついていない出来事同士であったのだということなど、悩み事の関係性も明確になっていくのです。
関係性を把握し、絡まり合って大きくなっていた悩み事の塊を、ひとつひとつの小さな単位にほどけるようになると、今度はそれぞれに焦点を当てることができます。

もちろん、すぐに解決できるものもあれば、時間がかかるもの、誰かの協力が必要なものもあるでしょう。
ここで大切なのは、一刻も早く解決しようと急ぐのではなく、解決方法を見つけるために悩み事を分析するということ。

困難を解決する時、分析することはとても大切です。
マインドマップでは、絡みあった悩み事をほどき、分け、整理し、どの出来事から解決を進めていくかを検討することができます。

また、このマインドマップは、悩み事だけでなく、人生の目標や、現状の整理、自己実現などにも応用することもできます。
そして、マッピングのテーマによっては、とても楽しいです。

実際には、真っ白な大きい紙の真ん中にマップのテーマとなる単語を書き、気に入った色を使い自由に文字を書いていきます。
トニー・ブザン氏の提唱したルールだと、使うのは単語だけ、ライン(ブランチ:根)は曲線で、書き始めは真ん中から、など12の細かなルールがあるのですが、それに囚われない自由性を重視する書き方もあります。

例えばマインドマップ絵画療法の視点を取り入れると、絵画のようにカラフルで芸術的なマインドマップをつくることができます。

当ルームでも、自由性を重視したマインドマップをお薦めしています。
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